幻聴があったけど、これってうつ病?
誰もそばにいないのに声が聞こえる…。そんな時、鬱を疑う人がいます。理由はうつと同じ病状が同時に現れることがあるからです。しかし、ただ単に鬱だけなら幻聴と言う症状はありません。
幻聴が聞こえる症状で鬱に似た症状を併せ持つ病気は2つあります。躁鬱病と統合失調症です。もしもあなたが「幻聴があるなあ。最近だるいんだよなあ。鬱っぽいなあ」と言う症状で病院にいくと、この2つを疑われること間違いありません。
まずは躁うつ病の可能性についてです。躁鬱病は、広い意味では鬱と言ってもいいかもしれませんが、厳密には、鬱病とはちょっと違う病気です。
広い意味で鬱と言ったのは躁うつ病は鬱から始まり、鬱の症状を併せ持つからです。鬱は鬱の症状のみが現れるのですが、躁鬱病は躁状態と鬱状態が繰り返し起こるのが特徴です。この病気だとひどくなると妄想、幻聴が起こります。幻聴が出るまでには何らかの形でおかしいと思うことがほとんどでしょうからこちらの可能性は低いのではないでしょうか。
もう一つ、幻聴については統合失調症の可能性も視野に入れるべきです。躁鬱病よりもむしろ、こちらの可能性の方が高いのではないでしょうか。
統合失調症はうつ病に似た症状から始めります。それと同時に幻聴や幻覚も出てきます。躁うつ病と違って早い段階での幻聴があるのでそこを決め手に自分がどちらの病気なのかの目安にできると思います。統合失調症は完治しにくく、被害妄想などの症状も出ることがあるため、社会生活が難しくなります。
どちらにしても言えることは幻聴が聞こえると言うことは何か体のサインなのです。
すぐに受診し適切な処置を受けましょう。
カウンセリングって何?気分障害治療の第一歩
気分障害(不安障害・うつ病)の疑いが出たり、診断が出たりするとカウンセリングを勧められることがあります。
しかしカウンセリングがどういうものか、いったい何をするのか、効果はあるのか。普段馴染みがないだけにいろいろ考えてしまいがち。怪しいと感じる人も多いでしょう。また保険がきかないため高額な費用が掛かると言うことでカウンセリングを受けられない人もいるでしょう。
そういった背景があることで、なかなかカウンセリングの実情が世間に浸透していないせいでますます二の足を踏んでしま人も多いのではないでしょうか。
しかし、受けたいと思う人もいるわけですので、その人たちのために少しお話ししたいと思います。
まずカウンセリングは人との対話が必須条件になりますので当然合う合わないがあることを覚えていてください。カウンセリング中は何を話しても大丈夫です。医者と同じく守秘義務がありますのでカウンセリング中の会話の内容を外部に漏らされることはないでしょう。
カウンセラーさんは患者さんの話をよく聞いて、その人をより良い方向へ導く先導者のような存在です。安心して話をしてみてください。カウンセラーさんの方も患者が話しやすい空間を一生懸命作ってくれます。
カウンセリングのやり方にもいろんな方法があるので、合わないと思ったらカウンセラーを変えることも構わないと思います。自分に合ったカウンセラーに出会うことができると病状回復に大いに役立ちます。
気分障害を患っている人は誰かに話を聞いてもらうだけでもホッとすることもありますのでそういった面でもカウンセリングはこの病気と闘う人にとっては大きな助けになります。
特に薬での治療に効果がなかった人にはカウンセリングは頼みの綱になります。自分が信用して安心できるカウンセラーさんに出会えることで病気も回復していくことでしょう。
仕事とうつ病、労災ってもらえるの?
もしもあなたが病院で鬱と診断された場合、労災が認められれば、会社から不当に解雇される心配もなくなり、健康保険よりもずっと多く給付金がもらえる労災保険が給付され、ゆったり治療することができるます。
生活に不安を感じることもなく治療に専念するために、ぜひとも労災は欲しいところですよね。
でもほんとに鬱で労災って降りるのでしょうか。
精神的な病気である鬱の場合、それが会社の責任での発症と認められないケースもあるようです。
労災の申請前にまずやるべきことは【仕事内容と鬱の因果関係】を証明できるものを集めておくこと、いわゆる証拠集めですね。
たとえば職場内のいじめや上司によるパワーハラスメント、仕事量や時間外労働が多いなどメモや日記に残しておくことが証拠としては有効です。ICレコーダーで記録できたらめっけものですね。
また、労災申請の際に必ず発病日を聞かれます。「はあ?いつが発病日とか判んねえよ!」と思うでしょう。そしてついつい、「そういえばあのころから調子が悪かったなあ」みたいに初期段階の話をしてしまうのです。でもそんな初期段階の軽い症状は精神疾患とは言いがたいので、結果申請却下されることもあり得ます。より確実に給付してもらえるようにはっきりとした症状が出る6か月以前までのしっかりとした証拠と医師の診断書を携え、申請に挑みましょう。医師には労災申請したい旨をはっきり伝え、「鬱傾向」ではなく「鬱」としてもらうこと。
また、あんまりにもひどい会社で、もう働けない!と言うような状況に陥った場合は障害年金の受給も視野に入れましょう。
障害年金の場合は受給条件があり、発病1年半以上病状が固定していなければいけないので最低でも2年~2年半は通院しないといけないので少しハードルは高くなります。
可能?不可能?鬱からの社会復帰
うつ病になってしまった後、退職したり休職したりした方は多いのではないでしょうか。そんな方々が不安に思うこと、それは「また働くことができるようになるのだろうか」と言うことだと思います。
結論からすると可能です。ただ、完治した後と言う前提で、段階を踏んでの復帰が望ましいです。
鬱から回復に向かう途中の段階ではまだまだ気分が不安定です。そんな時には余計なストレスは排除してしっかりと養生するべきです。ここで無理をすると症状がぶり返し、治療のやり直しとなることだってあり得ます。
症状が落ち着き、お医者さんからOKが出たらいよいよ社会復帰に向けて出陣です。
でも・・・いきなりがっつり働くのはきついと思います。リハビリもかねて職業訓練を受けてみたり、アルバイトなどで人との会話に慣れてみたりしてからの方が良いでしょう。
仕事を選ぶ際は、自分に合った仕事ができる、うつの原因となったきっかけが少ない、ストレスにならないなどが重要です。
また、以前の職場に復職する場合、職場の仲間たちの理解があり、勤務時間などの調整もしてもらえる会社であればよいのですがそうでないならつらいことも多いかもしれません。鬱の原因自体がその仕事であった場合、原因を排除できなければ再発することも考えられますので復職の場合はよく考えることをお勧めします。
いずれにしても大切なポイントは
①完治していること
②再発しないよう、心がけていること
です。
鬱はとてもつらい病気ですので再発しないよう、慎重に慎重を重ね無理をしないように少しづつ社会に復帰していくようにしてください。
あなたは大丈夫?鬱になりやすいのはこんな人!
最近、急激に耳にするようになった病気」「うつ病」。実はなりやすい性格と言うものあるんです。
うつは心の風邪ともいわれるほど気持ちが深く関係しています。心が疲れきってしまうことで発症するのです。ということは、心が疲れやすい環境、性格で、鬱になる確率はかなり変動するということです。
では、どんな性格の人が鬱になりやすいのでしょうか。まず、【まじめで手を抜くことが苦手な人】・【完璧主義】・【責任感が強い】・【周りに気を遣う】そういう人たちでしょう。上記のような性格の人は「絶対~しない。」「~しなくっちゃ!」「~するのが当たり前」「いつも~するのが決まり事だから」そんな風に考えがちです。
また、【気が弱い人】、【ネガティブな感情を持ちやすい人】もかかりやすいかもしれません。「あ~あ。また~しなきゃ」「また~だわ」「どうせ~したってできっこないわ」「私なんて・・・・」そんな感情に心当たりはありませんか?そういったマイナスな感情は心を疲弊させていきます。
私たちの心はストレスに負けないように一生懸命頑張ってくれてはいますが、ストレスがじわじわ続くと処理しきれなくなり、ダウンしてしまいます。例えるなら心はコップ、ストレスは水でしょうか。コップに少しづつ水をためていくとどうなるでしょう。少しづつ捨てていけばいいのですが捨てることができなかったり間に合わなかったりした場合、水はコップからあふれ出ちゃいます。
それがうつ病の始まりです。心がストレスを処理しきれなくなった結果、うつ病を発症してしまうのです。では一体どう対処したらいいのでしょうか。性格と言うものはすぐに変えられるものではありませんよね。でもちょっとだけいつもの考え方を変えてみましょう。
「絶対」や「必ず」は」NGワード。「~できない」ではなく「~できないけど~ができるわね!」とポジティブ変換!ちょっとぬるめのお風呂にゆったりつかるのもいいかもしれません。お友達との楽しいおしゃべりもいいでしょう。ストレスは溜め込んでしまう前にちょっとづつ解消していきましょうね!前向きプラス思考でストレス撃退しましょう。
保険に入りたいけどうつ病。そんな時はどうする?
鬱になった後に保険を考える方、ちょっと待ってください。
もしも今保険に加入できているのならその保険は解約しないでください。なぜなら、うつ病患者にとって保険加入への道はかなり険しいものだからです。
まず、死亡保障はほぼ諦めた方がいいでしょう。一般的な保険会社はうつと診断された方への死亡保険は受け付けません。(癌や骨折などの外科的な保険は加入できます)
最近は基準が低いところがあり、受けつけてくれるところもあるようですが、それなりにお値段お高めだったり、あまり良い条件でなかったりする場合がほとんどです。
一般の保険会社が受け付けてくれない理由はただ一つ。自殺リスクです。
保険会社だって利益がないことはしません。自殺する可能性が健常者よりも高いとみなされているうつ病患者への死亡保障を受け付けるのは保険会社にとってはマイナスでしかありません。
ではどうしたらよいのでしょうか。
すでに加入している方はそのまま継続。治療費も医療特約を付けている方は請求できますのでご使用ください。
入ってない方は前述した基準が緩和された保険を探し加入するか、死亡保障をあきらめ、入れる程度の保険で納得されるか、完治を優先し、完治後数年(大抵は5年)後に加入するかです。完治して数年経てば加入できるようになるはずですので、若くてうつ以外、健康に問題がなければその道もアリだと思います。
最後に・・・・会社勤めの方で健康保険に加入されている方。傷病手当金が出ることがあります。病気やけがで仕事を休職する場合に活躍するこの保険、もし利用できるのでしたらぜひ、利用してください。
在職中でしたら会社が申請書を提出することになる場合がほとんどのはずですので会社に問い合わせてみてください。
鬱の人とのメールのあれこれ・こんなメールが喜ばれる!
大切な人が鬱になった!
そんな時どうやって支えてあげたらいいでしょうか。
そばに寄り添う手段の一つとしてメールがあります。しかし、相手はデリケート。ほんの一言で傷つくこともあります。ではどんなメールだったら喜んでもらえるのでしょうか。
鬱という病気は、たった一人出口の見えないトンネルに取り残されているような気分に陥ります。孤独で不安で誰かに縋り付きたい。だけど、乗り越える力が出て来ない。そんな病気なのです。
本人もどうしようもない状況なので「頑張れ」や、「~しようよ!」などのアドバイスは逆効果。本人の負担が増え、ますます殻に閉じこもってしまうことでしょう。そんなメールよりも疲れてしまった心を癒すようなメールの方が効果的です。「無理しなくていいよ」「傍にいるよ」それだけでいいのです。
大切なことは、その人の存在を認めてあげること、受け入れてあげることです。
そのままの相手を受け入れ、ただ見捨てないことだけでその人にとっては幸せなことなのです。「今日は~したよ、楽しかった。」など、なんてことのないような日常の会話が嬉しかったりもします。
メールの返事は億劫だと感じる人も多いので返事が返ってこないこともあるかも知れません。けれども、返事は強要せず、いつでも待ってるよ!のスタンスを崩さずメッセージを送り続けてあげてください。
そのうち、返事が来るようになるかもしれません。その時は「うんうん」「そうなんだ~」「ほんとに?」などの相槌をしてあげましょう。
繰り返しになりますが、決して否定しないこと、あるがままを受け入れてあげること、見捨てないこと、無理に前に進ませないことが肝要です。
さりげない気負いすぎないメールを送るようにしましょう。
最近涙もろい、憂鬱な気分が続く、そんな人はうつ病チェック
最近、涙もろくなっちゃった。すぐに泣いてしまうの。もしかしてよく聞くうつ病なのかしら。この記事を読んでいる方の大部分はそう思って調べてここにきているのだと推測します。自分が病気かもしれないと思うと不安で仕方ないですよね。それなら一回チェックしてみましょうよ!チェックのお手伝いを精一杯させていただきます!
まず、よく泣くと言う点についてですが、鬱の症状は人によって違います。涙が出るからと言って即、「鬱だ!」とは言えません。むしろ、鬱になったら感情の起伏が少なくなり無表情になったりしますので、涙が出るのならたとえ鬱であっても軽度のはずです。
とはいえ、初期の症状の中には涙もろくなるケースもありますし、一概に違うとも言い切れません。鬱の場合は他にも症状があるケースがほとんどですので他の症状と併せてチェックしていきましょう。
①いつも気分が憂鬱
②何をしてもうまくいく気がしない
③やる気が出ない
④生活が楽しいと思えない
⑤イライラしてしまう
⑥死にたいと思うときがある
⑦他人がどうでもよく感じる
⑧食欲が減った
⑨何かを始めるのが億劫。
⑩疲れやすくなった
⑪性格が①~⑩のような感じに変化した(これ重要)
上記の項目は程度の差こそあれ、鬱の人の大部分に当てはまる症状です。
⑪については、今まで問題がなかったもの、できていたもの、やりたかったものなどが急にマイナスの方向へシフトチェンジした場合はやはり、病気だろうと思った方がベターです。
鬱は症状が重くなってくると無表情になり、何もする気が起きず、まさに生ける屍のようになってしまうケースもあるのでその前に治療を始めるのがおすすめ。
上記の項目を見て、当てはまる箇所が多いほど鬱傾向にあると思います。「ちょっとわたしやばいんじゃ・・・・」「ほとんど当てはまったわ・・・・」「えっ。これ、私そのものじゃないの」そんな方はぜひ、受診をしてください。お近くの心療内科、またはメンタルクリニックでご相談ください。
最後に・・・・泣くことは心にとってとってもいいことです。時には感情のままに思い切って泣くことをお勧めします。
たくさん涙を流した後はきっと心もすっきり!涙と一緒にストレスも流しちゃいましょう
鬱に効くサプリメントってあるけど、使って大丈夫?
うつ病がサプリで改善した!なんていう書き込みをサイト上で見たことがあります。しかし、本当に効くのでしょうか?
まず、鬱の原因ははっきりこれだ!というのは判ってはいません。一応、現在では脳の中の神経伝達が滞っているとか、脳内の神経物質のバランスが崩れているとか言われています。
鬱に効くと謳われているサプリはそういったアンバランスさをサポートするために摂取すると言う目的で販売されています。
謳い文句だけ見ているといかにも効きそうな、これだけ飲んでいれば鬱なんてすぐ治るような錯覚を覚えます。
しかしながら、私はサプリメントで鬱を治そうとするのはどうかと思います。
もちろん、自分にぴったりのものであれば効果を感じることもできるでしょう。
しかしあくまでも結果オーライだったねと言うだけの話です。
サプリメントは結局のところ健康補助食品の枠を出ることはできない代物なのです。
鬱は病気です。まずは受診し、隠れた他の病気がないことを確認、それから自分の症状をしっかりと理解し、医師と相談のうえでの摂取であるべき存在でしょう。
もしも薬を処方されている場合にサプリメントを併用すると逆効果になったりする恐れだってあり得ます。
副作用が出ないとも限りません。薬もサプリも体に入っていろんなお仕事をします。お互いに邪魔をしあう結果になってしまっては元も子もありません。サプリメントを摂取する際にはかかりつけの医師に相談して許可をもらうことが肝要です。
自分の症状にあったサプリメントならきっと効果が期待できるはず。しかしそれには素人判断ではなく医師の助言が必須だと筆者は思うのです。
学校行きたくないなんてサボリ?高校生にも鬱はある!
現代の子供たちは一昔前の子供たちに比べ、受験をはじめとする、いじめや成績、親からのプレッシャーなどのたくさんのストレスと闘っています。そのせいか、近年、学生の鬱は増加傾向にあり、不登校児の中にも少なからず鬱の子がいると推測されます。
しかし、学生の鬱は本人が身体的症状で訴えたり、また、気持ちをうまく表現できずにわかりにくかったりするので、親が見抜くのは難しい部分があります。そのため、サボリだと思われたりして親や周りから、発破をかけられたり、責め立てられたりして、それが余計なストレスとなり症状を悪化させてしまうケースも多々あるのです。
学生のうちに鬱になると、その時期にしか学べないものを学ぶ機会、または作るべき人間関係を作る機会を逃すわけですから、社会に出た後に適応できるかどうかの問題も浮上してきます。
そうならないためには「この子はもしかしたら鬱かな?」と少しでも思ったら早めにかかりつけの医者に相談し、受診することをお勧めします。
また、周りが理解してあげることがその子にとって何よりも救いとなります。決して追い込むようなこと言ってはいけません。大人の鬱と同様、子供の鬱も消えてしまいたい気持ちを持つこともあります。そっと見守ってあげましょう。あるがままを受け入れて、焦らずゆっくりと話を聞いてあげること。急がばまわれ。それが完治への早道です。自分はそのままでもいいんだ。受け入れてもらえてるんだ。そう感じることで鬱を克服することができるのです。
鬱は甘えではありません。病気なのです。周りの人間が一丸となって一緒に戦っていくことで快方に向かうことでしょう。
